記事をアップするのにずっと悩んでいました
リオオリンピックが終わってすぐ
東京オリンピックに参加すると周りに宣言し
2018年にボランティアの募集があり
2020年のオリンピックに向けて準備をしてきました
2020年は世界的な新型コロナウイルスの感染拡大のため
オリンピックは1年延期となったものの
選手や関係者、観客の方々の安全と健康が第一であるし
世界中で沢山の方が亡くなったわけで
オリンピックの開催の是非が問われるのは
至極真っ当なことで
ボランティアの参加については
あまり誰彼にでも話さないようにしていました
コロナワクチンの普及と
何よりも日本だけでなく世界規模での日常生活の活動制限が約1年以上に及び
ようやく感染が抑えられたかと思うと
変異株の出現
日本でも職を失ったり、廃業に追い込まれたりする人が多く
経済も落ち込んだ中
オリンピックを楽しみにしていると
大きな声で発信するのは憚られる気がしていました
そんな中、オリンピックの日程が近づいた中
無観客での開催が決定
パラリンピックはまだどうなるか分かりませんが
私はオリンピックの期間ni
ボランティアとして参加します
1.指定なし
何でもいいから活動したい
2.案内
関係者の案内、チケットチェック、荷物チェックなど
3.競技
競技運営サポート
4.移動サポート
関係者移動のための車の運転
5.アテンド
海外要人等の接遇や言語サポート
6.運営サポート
会場・選手村などの運営サポート
7.ヘルスケア
選手や関係者などの傷病者のサポート
8.テクノロジー
通信機器の貸し出しや回収など
9.メディア
取材のカンリサポートや記者会見の準備など
10.式典
表彰式運営のサポート
応募するにあたり
資格や言語スキル、活動可能な期間
などを入力し、
希望する役割をエントリーし
マッチングされるとメールで連絡が来ます
3年かけて共通研修や役割練習
を経て5月にユニフォームを配布され
シフト表が配布されて
ようやく先日、現場の研修が終了しました
現場での研修で担当の持ち場を見学して
誰も入らない客席を見ていると
何とも言えない切なさが込み上げてきました
私の担当はヘルスケア
無観客でも
選手、スタッフ、来賓、メディア、自衛隊員などたくさんの人達が
平和の祭典に関わっていますので
その傷病者の搬送や対応が活動内容になります
まだ競技場の設営もされている中で
写真撮影は禁止だったんですが
少し裏話をすると
セキュリティーは厳戒で
荷物は空港の出国手続きと同じX線検査機を通しチェック
ペットボトル飲料の持ち込みは検査員の前で
一口飲むように言われます😅
金属探知機っていうのかな?
ゲートを通って
体温測定や
IDカードチェックと
テロ対策も万全でした
熱中症対策のため
毎日、塩分補給用のタブレットや飲料、ボディシートが配布されます
それとは別にアイスクリームも1個支給されるそうです
私自身は傷病者の対応をする身にあるので
自分が熱中症にならないよう気を付けたいと思います😆
サイバーテロの警戒も厳重なので
花火や刃物類はもちろんですが
折りたためない長い傘は持ち込み禁止
Wifiルーターやパソコンなどの電気製品は検査に時間が掛かるので
持って来ないようにとのこと
これは参りました😣
ボランティア参加中はホテル住まいなので
活動最終日チェックアウトして私物を持ってそのまま現場に行けない😥
安全なオリンピック・パラリンピックのため仕方がないですね
そしてなるほどと思ったのが
スポンサー対応です
飲料の持ち込みはスポンサーの
コカコーラ社製品のみ😲
ボランティアのユニフォームはアシックス製なので
他のメーカーのロゴは身に付けない🙄
など
そんな説明を聞いていて
少しづつもうすぐオリンピックが始まるんだなぁという実感が湧き
少し私のテンションは上がってきました
どの選手にも悔いの無いよう精一杯頑張ってほしいなぁ
と強く感じました
お友達にお餞別もいただいたので
事故の無いよう安全に配慮して活動してきたいと思います
2021.7.19